土星魚座期&セカンドサターンリターン

幸せの鍵

そもそも土星魚座期とは?

さて、今年3月7日に土星が魚座に入りました。もう約5ヶ月前のことですね。今後土星は逆行はしますが、水瓶座に戻ることはなく2025年5月25日に牡羊座に移動します。

さて、この土星魚座期とはどんな時期なのでしょうか。

土星は人生の課題に向き合わせてくれるお師匠さまで、魚座は目に見えない世界を表わすサイン。

つまり、土星魚座期には、目に見えない世界に関して課題に向き合うことが起こりがちです。

目に見えない世界とは、心・精神・夢・スピリチュアルなこと・占い・芸術・宗教などを表わします。

人によって、向き合うことになる「目に見えないこと」は様々です。

周りの人との関係の見直し、心理カウンセラーを目指して勉強、占いやヒーリングの学びの開始、文学・音楽・絵画などの創作活動、宗教に関すること・・・。

さて、土星魚座に入ってからの約5ヶ月になりますが、何か土星魚座の気配を身近に感じられることはおありでしょうか?

特に、現在、土星は逆行中(6月18日~11月5日)。

土星が逆行の時は、過去を振り返ったり、自分自身の課題や責任と向き合わざるをえないような出来事がより起こりがちです。

私は、早速いろいろ向きあわざるをえない出来事があり、結構まいりました。

しかし、土星が魚座に移動する前から、ある程度は予想はしていたのです。

なぜなら、私の生まれたときの土星も魚座だからです。いわゆる、サターンリターンといわれるものがくると、わかっていたからです。

とても大きな課題をもたらすサターンリターン

土星が滞在する星座に、生まれた時の太陽や土星がある方は、土星の影響が特に大きくなると言われます。

今回の土星魚座期に影響を感じやすいのは、いわゆる魚座さん(出生時の太陽が魚座)と、出生時の土星が魚座の方。

中でも、土星が魚座にある方は、いわゆる自分の生まれた時の土星の位置に土星が戻ってくる、いわゆる「サターンリターン」の時期となります。

サターンリターンの時期には、とても大きな人生の課題に向き合わされることが起こりやすいのです。自分とはいったい何者か、これからどう生きていけばよいのか、自分が自分であることを深く考えさせられるような出来事が起こります。

サターンリターンについて、次のように説明する人もいます。

マーティン・フリーマン

 ネイタル土星の意味に関連したテストのようなものが行われる。そのテストは人間関係や出来事を通じてやってくるかもしれない。暗い心的状態に陥るか、自分と向き合って努力するか。どちらに転ぶかは、ひとえに、内なる緊張状態をコントロールしつつ、それを成長や変容につなげられるかどうかにかかっている。そうでなければ、自分が経験していることを外在化させたいというニーズが働き、問題を他人のせいにして、自分には責任がないと考えるようになる。

     『Forecasting by Astrology(占星術による未来予測)』(Faculty of Astrological Studies, 1982) p.27

    https://www.arijp.com/media/intermediate/frank/saturnreturn/ 
    (イギリスの有名な占星術家フランク・クリフォードのサターン・リターンに関す
     る考察が書かれています。興味深いです!この記事は、最初のサターンリターン
     について書かれているのですが、2度目のサターンリターンを迎えるにあたって
     も、参考になります。)

「ネイタル土星の意味に関連したテストのようなもの」が行われる!

テストです! いやですよねえ・・・。

ところで、サターンというと、悪魔のサタンと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、土星のサターン(Saturn)はローマ神話の農耕神に由来しています。

悪魔(Satan)とは全く違うものです。なので、サターンリターンと聞いて、悪魔再来・・・と怖がらないでくださいね

さて、土星の公転周期は29.5年。なので、サターンリターンも29.5年ごとに誰にでも訪れます。

つまり、誰でも29歳頃、58歳頃、87歳頃に、サターンリターンを経験するのです。

平均寿命から考えると、2回~3回、サターンリターンを経験できますね。

そして、今回、私はまさに2回目のサターンリターンの時期に突入しました!(正確にいうと、サターンリターンは度数まで考えるべきですが、出生時と実際の土星が同じ星座になったときから、サターンリターンの影響はじわりじわり始まります)

私のサターンリターン…

ところで、さくっと私のサターンリターンについてお話ししたいと思います。お恥ずかしいのですが…。

最初のリターンでは、かなりしんどい思いをしました。結婚した直後、離婚を考えるような事が起こりました。

夫の実家の宗教問題。

カルト宗教というわけではありません。けれど、熱心。とにかく、私には受け付けられないことがいろいろ発覚。夫から結婚前には何も聞かされていなかったので、もうもう驚きました。

夫は私に嫌われたくないので、言えなかったと。

私の出生時の土星は魚座で7ハウス。そこに土星がリターン。7ハウスは結婚をあらわします。そして魚座は目に見えない物、宗教も含みます。

まさに結婚して宗教問題で危機を迎えた、私のファースト・サターンリターン。

大好きな人が、自分に秘密を持っていた、私を騙していた・・・など、いろいろ気持ちが乱れました。結婚後すぐ子供を授かっていたので、今後はお腹の子とふたりで生きていくべきかなど、毎日泣きながら過ごしていたのを覚えています。

魂の根っこといわれるICが生と死を司る蠍座なせいか、私は小さい頃から、よく「死んだら人はどうなるんだろう」「何で人は生まれてきたんだろう」など考えていました。それで、宗教にも関心を持ち、いろいろ本を読んだりしました。

そして、ある時期、仲のいいいとこや知人が、いろいろな宗教に入信した時期があり、私も誘われ、集会に話を聞きにいったりしました。けれど、私にはどうしても受け入れられませんでした。

どの宗教も愛を説き、教えは立派です。

けど、どうしても疑問がぬぐえませんでした。

なぜ、その特定の宗教の神を信じなければいけないのか?

「この神を信じたら貴方は救われる」

それは脅迫だなと思いました。

「この神を信じないと、貴方は救われない」

大変おこがましいのですが、私は思いました。

「もし、私が神なら、その人が何を信じていようと皆を救う」

また、そういう存在でなければ、私の神さまではないと。

(ただ、これはあくまでも私の勝手な思いです。宗教を信じていらっしゃる方を否定するつもりは全くありません。どうぞ、誤解されませんように。)

わたしは、人間を超えた大いなる存在を信じています。ただ、それは宇宙の神様みたいなもので、特定の宗教と結びついていないものです。

が、多くの日本の方はそういう感じなのではないかと思っていました。そして、自分が選んだ結婚相手も、その家族も・・・。

なので、そうじゃなかったと知ったとき、カミナリに打たれたような衝撃を感じました。

結婚とは、その人と寄り添って生きていくこと。

だからこそ、心のありかたも同じ方向を見ていたい。

つきあっている間も、結婚して当初も、夫の人柄を尊敬していました。

が、それが全て、特定の宗教と関係があった?

そう考えると、夫が宇宙人に見えてきました。

・・・と、結構辛いファーストサターンリターンでした。お恥ずかしい・・・。

が、とにかく夫がその宗教と距離を置いてくれたので、何とか今も一緒にいます。が、この20年ちょっと、夫の実家の宗教問題で、何度も何度も離婚の危機はおとずれました。

占星術を学んで、私の土星が「結婚や対人関係において目に見えないことについての問題に取り組まねばならない」ことを表わしていると知った時は、本当だわ・・・と苦笑しました。

さて、そして今年また 土星が魚座にカムバック。

セカンドサターンリターンの始まり。

ファーストよりは、私も人間的に少しは成長できているはず。

今回は前回より、問題が起きてもちょっとはうまく対処できるはず・・・!と思っていたわけです。

が、結構、だめでした!

予想もしない形で、また夫の実家から宗教の問題が!

久しぶりに、心理カウンセラーさんにお世話になりました。

けど、私を救ってくれたのは、カードでした。ルノルマンカードやオラクルカード。

そのアドバイスのおかげで、このセカンドサターンリターン序章を、なんとか切り抜けることができました。

それについては、また後日書きたいと思っています。

ただ、ルノルマンカードを使えたというのは、木星のおかげだったと思います。

45歳~57歳の年齢域を表わす木星が、セカンドリターンを救う鍵

2回目のサターンリターンが起きる時期は、木星期の終わったあとで土星期の始まりの時期になります。

天体には、どの年齢の時期をあらわすかが決まっています。

木星期とは45歳~57歳頃、拡げ発展する時期。

土星期とは57歳~70歳頃、培ってきたものを固め、シェアする時期。

私の場合、出生時の木星は双子座で11ハウス。同じ志を持つ仲間を表わす11ハウスに、好奇心旺盛な双子座。まさに、私の木星期は、占星術以外にルノルマンカードやその他いろいろなことを学んで、仲間を作ることができました。

その木星期があったからこそ、今回の問題をどう解決するのがよいか、迷い悩んでいた私に、ルノルマンカードが助けをもたらしてくれたと感じています。

もっとも、わたしのセカンドサターンはまだ序章。度数的にはまだこれからが本番。

その時にも、木星期に得た知識、仲間に助けてもらいながら、ファーストのときよりもちょっとは賢く問題に対処したいと思います。

セカンドサターンリターンをお迎えの、出生時土星に魚座を持つ50代のみなさま、40代後半から現在まで取り組んできたこと、つちかってこられたことを生かして、セカンドインパクトならぬセカンドサターンリターンをうまくお過ごしくださいませ

これまでの、全ての経験が必ず役に立ってくれます!

セカンドサターンリターンを切り抜けた後には、必ず充実した日々が待ってくれています!

暑い日が続きます。

くれぐれも体調に気をつけてお過ごしください

読んでくださり、ありがとうございました!

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