風の時代! ヘリオ(太陽中心)とジオ(地球中心)ふたつの占星術の奇跡のコラボが起きていた!!

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今日は2020年12月16日。激動の2020年もあとわずかですね。しかし、2021年が来る前に、星読み的に大きなイベントが起きます! そうです、グレートコンジャンクショングレコンです。グレコンに関しては昨年から既に多くの方が、ブログなどで記事を書かれています。なので、グレコンに関しては簡単な説明と、これからの風の時代にとっても大事になってくるポイントを1つだけお伝えしたいと思います。

グレコンとはなに? 今年のグレコンはなぜ特別?

もうすぐ木星と土星が水瓶座に入ります。(12月17日に土星12月19日に木星水瓶座へ。そして12月22日に木星と土星が最接近、グレートコンジャンクション、グレコンとなります!)

約12年で太陽をまわる木星と約29年で太陽をまわる土星が、同じ位置に重なって見えるグレートコンジャンクション、グレコン。およそ20年ごとに起きます。前回のグレコンは2000年の5月28日でした。が、今年の2020年12月22日のグレコンは、だれもが経験したことのないすごいグレコンになると言われています。その理由は?

ひとつは、木星と土星がこれほど近くに並んで見えるのは、1226年3月5日以来だということ。ふたつめは、ミューテーションが起きるからです。

ミューテーションというのは、グレコンが起きるサインの元素が変わることを意味します。

12星座(サイン)は火・水・地・風の4つの元素の仲間に分類されます。例えば、牡羊座は火、牡牛座は地、双子座は風、蟹座は水の元素グループ。そして、グレコンが起きる元素のグループは、約200年ごとに変わりますその変化のことをミューテーションと呼ぶのです。

例えば、前回のグレコンは2000年の5月28日に牡牛座で起きました。牡牛座は地の元素。2000年までの約200年の間、グレコンずっとは牡牛座・乙女座・山羊座の地の星座で起こりました。けれど、今年のグレコンは2020年12月22日に水瓶座で起こります!水瓶座は風の元素グループ。そう、これから約200年間は、グレコンが起きるのは双子座・天秤座・水瓶座の風のサイン。だから、もうすぐ「風の時代が到来」すると言われるのです。

グレコンがなぜ私たちに影響を及ぼすの?

けれど、木星と土星が重なるグレコンにはどんな意味があるのでしょう? 私たちに大きな影響を与えるといわれるのはなぜでしょう?

理由1:木星と土星はともに社会をあらわす天体個人が、社会とどう関わっていくかをおしえてくれる天体木星は発展、土星は抑制。このふたつが重なるとき、社会に大きな変化がもたらされ、結果として個人も大きな影響を受けることになるのです。

理由2:木星は個人の強み・得意なことをあらわします。一方、土星は個人が苦手意識を感じること、人生の課題と感じることをあらわします。このふたつが重なるとき、個人レベルでも、葛藤が訪れます。今までの価値観が崩れ、新しい価値観を築かざるをえなくなるのです。

そして、今回はミューテーションまで起きます。大きな影響が起きるのは当然といえます。なので、以前から「2020年がとても重要な年になる」と、占星術界で言われてきたのです。今年、コロナがはじまったとき、多くの星読みの方は「そうか、コロナだったのか!」と思われたと思います。コロナがきっかけで、これから社会が大きく変わっていくのだと。

風の時代とは?

今まで地のサインで起きていたグレコン。この地の時代は、土地を所有し、富を得、権力を持つことがよいとされてきた時代です。けれど、風の時代は「軽やかに動く」時代です。場所はどこでもよい、自由に移動し、豊かさも横に広げ平等に行き渡るようにすることがよいとされます。これからわたしたちひとりひとりの価値観が大きくかわっていきます。既に在宅勤務が増えたり、働き方も急激に変わってきました。これからもっと、いろいろな面で社会はかわっていくでしょう。

風の時代に、個人はどうすべき?

けれど急に自由で軽やかな時代といわれても、いったいどうしたらよいのでしょう?

多くの星読みの方が、ブログなどでたくさんヒントをおしえてくださっています。ただ、私が強く伝えたいのは「意識して、居場所を作る」ということです。これから、働き方や学び方がもっと自由になっていきます。会社に行かないで在宅勤務、学校に行かず、オンライン授業・・・。病院もオンライン診察・・・。人間関係も希薄になっていくかもしれません。

けれど、ここが注意!!! 人間はやはりあたたかさを求めます顔を見て話す相手を求めます在宅勤務ばかりだと、なんとなく心がやんでいく・・・という声もよく聞きます。

ですから、これからは意識して、居場所や仲間を作りましょう。趣味でもボランティアでもなんでもよいのです。とにかく、自分がほっとできる場所・仲間を作っておきましょう。これは、地の時代以上に重要になってきます。自由と孤独は違います自由だけれど、居心地のよい仲間とのつながりがさらに重要になってくるのが、風の時代の特徴だといえます。

2020のグレコンの目指すものは?

また、今回のグレコンは水瓶座0度でおこります。水瓶座0度に対応するサビアンシンボルは、「古いレンガ造りの伝道所」。これは、全ての人が愛に満ちた平和で、豊かな社会で暮らすという理想を実現していく…という意味です。2040年天秤座で起きる次のグレコンまでの20年間、このシンボルが意味することが世界の大きな目標となるのでしょう。

ヘリオ占星術では、既に水瓶座でグレコンが起きていた!

今までお話ししたグレコンは地球から見た木星と土星によるものです。つまり、ジオ占星術のお話です。ヘリオ占星術では太陽から見た天体の位置で占うので、地球から見た天体の動きとは異なります。

太陽から見ると、今年9月に既に土星は水瓶座に入っています。そして10月12日に木星も水瓶座に入りました。こうして、水瓶座で木星と土星のコンジャンクションが始まりましたヘリオ占星術は魂の占星術ですから、つまり魂のレベルでは皆さんすでに「風の時代」に入っているのです。ジオ占星術は、現実で起こることがらを表すので、魂が先に風の時代に入って、無意識のうちに私たちは準備を整えているともいえます。現実のほうが後から追いついてくる感じですね。

ところで、ヘリオ占星術で土星に続き木星が水瓶座に入ったのは、10月12日午後7時42分(東京)。このときのホロスコープを、ヘリオとジオの両方を作って眺めていたのですが、あることに気づいて、思わず鳥肌がたちました!それはあまりに美しい奇跡でした!これは、絶対多くの人に知ってもらいたい、そう思いました! 

ヘリオ占星術は新しい占星術です。なので、ヘリオとジオをどうつなげて活かすかというものは、はっきり確立されているわけではありません。(もっとも、星読みは自由なので、そもそも「確立させる」必要はないのかも?)

私もたえず、ヘリオとジオをどう結びつけ、星読みに活かしたらよいのか考えています。どちらも大切ですから! けれど、この2つが必然的に深く結びついているというのをホロスコープ上ではっきり感じたのは、この瞬間でした。

奇跡のコラボ!!!

2020年10月12日午後7時42分(東京)のヘリオホロスコープ

まず、ヘリオのホロスコープをご覧になってください。水瓶座0:00に木星♃があります。この瞬間、木星が水瓶座に入ったのです。土星♄と水瓶座でコンジャンクションが起きた瞬間です。

2020年10月12日午後7時42分(東京)のジオホロスコープ

次にジオのホロスコープをご覧になってください。下のほうにICというポイントがあります。そして、ICに向かってひかれた線のそばに三日月マークがあります。これがを表わします。

よく見ると、ICのところに書いてある数字と、月のマークの横に書いてある数字が全く一緒です。つまり、月がこの線にぴったりと乗っているのです!

これが、奇跡のコラボです。

ICというのは、その人の根っこを意味するところ。魂にもつながっていると言われます。そこに、感情・無意識・潜在意識・集合無意識をつかさどる月が、ぴったり一部の狂いもなく、乗っているのです!

心の底から驚きました。ICなどの重要なポイントに天体がこうも完璧にぴったり乗るというのは、それだけでも珍しいことです。いえ、考えてみたらこんなに完璧なのは初めて見ました!それが、まさに、太陽から見て、木星が水瓶座に入った瞬間に起きている! 奇跡です。月は動きがとっても速い天体です。その月が、まさにぴったり一分も違わずICに乗っているのです。

そして、ICに乗っているのが「月」ということにも、とても大きな意味があります。

月は太陽から見たら、ほとんど地球と同じ位置にあります。なのでヘリオ占星術では月は読みませんヘリオ占星術とジオ占星術の大きな違いのひとつが、この月を読むか読まないかジオ占星術では月はとっても重要な天体なので、月を読まないヘリオは物足りないと思われる方もいらっしゃるでしょう

逆にジオでは、月はとても重要な天体です。ある意味、月はジオを象徴している天体とも言えます。そして、その月が、10月12日夜7時42分、ヘリオの木星が水瓶座に入って土星とコンジャンクションになった瞬間、魂とつながるIC(獅子座)にちょこんと乗ったのです。あたかもそれは、魂が風の時代に入った瞬間、わたしたちの潜在意識・集合無意識が魂の根っこにアクセスしたかのように。

しかも、獅子座の支配星は太陽! なので、獅子座のICに乗った月は、太陽に乗った、重なったともいえます。まさにヘリオとジオのコラボです!

魂の動きやあり方は、やはり現実に生きる私たちの心や潜在意識と深く深く結びついているんだよ…それを、2つのホロスコープが教えてくれたように感じました!

獅子座19度19分でICに月が乗った意味とは?

魂がより自由で平等な風の時代に入ったとき、現実世界の私たちの潜在意識・集合無意識は獅子座19度19分のICにぴったり重なりました。これは何を意味するのでしょう?

獅子座19度に対応するサビアンシンボルは、「ズーニー族の太陽の崇拝者」「太陽」という言葉が出てきたのも偶然ではないと思います。アメリカ先住民のズーニー族をはじめ、多くの民族が太古から太陽を崇拝してきました。つまり、魂を読む太陽中心のヘリオ占星術の智恵も参考にして、これからの「風の時代」を生きていくといいよ~という声が、宇宙から聞こえてきた気がします。

日本での奇跡!

このホロスコープは東京ベースなので、海外ベースのホロスコープとは、ICの位置がずれます太陽から見て、木星が水瓶座に入ったとき、月がICにぴったり重なったのは日本でのこと。けれど、日本で起きたというのにも意味があると思います。ヘリオ占星術は、おそらく日本(松村潔先生、森野御土日古(もりの・おとひこ)さんら)が一番すすんでいます。だからこそ、日本でこの現象が起きたのではないでしょうか。このメッセージに気がついてくれるだろうと。

さて、太陽から見て、木星と土星が一番重なったのは11月3日頃です。これがヘリオのグレコンです。その後少しずつ木星と土星は離れています。けれど、わたしたち地球から見たら、これからがグレコン本番。なんだかドキドキします。けれど、魂レベルでは既に「風の時代」に突入している、準備は整っているんだと意識することで、ちょっと落ち着いてグレコンを迎えられる気がします。

自由だけど、だからこそより仲間が大切になってくる風の時代、元気で楽しく過ごしたいものです。

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