2024年8月27日、Metaのマーク・ザッカーバーグさんが、アメリカ下院司法委員会のジム・ジョーダン委員長に当てらた書簡の内容が一時的に話題になりました。(日本ではほとんど大きな話題になりませんでした。)
確かに、その内容は、「こんなことはっきり言って大丈夫?」といった内容でした。
1つは、バイデンさんとハリスさんの現政権が、パンデミック中、人々の書き込む内容を検閲するよう、何度もMetaに圧力を加えてきたというもの。
もう1つは、FBIの干渉によって、2020年の大統領選挙の直前に報道された、バイデンさんの息子、ハンターさんの不正疑惑に関する記事を取り下げたこと。(これについては、ザッカーバーグさんは、既に2022年に人気ポッドキャスターの番組に出演したときに語っていました。)
そして、これらの圧力や干渉に応じてしまったことを後悔し、今後は決して圧力に影響されたりしないと誓う内容でした。
書簡の中で、ザッカーバーグさんは、はっきりと「政府のが圧力を加えてきたことは間違った行動だった」と述べています。
確かに、ザッカーバーグさんの言葉には重みがあります。政府が人々の書き込みを検閲させたというのは、表現の自由を奪ったとみなすこともできるわけで、表現の自由を保障するアメリカ合衆国憲法修正第1条に反する行動だという指摘もあるからです。
また、2020年の大統領戦のあと、有権者からの「ハンター・バイデン氏の不正疑惑事件を知っていたら、バイデン氏には投票しなかった」という声もあり、FBIが、バイデンさんに不利にならないよう選挙戦に影響を与えたと見ることもできるわけです。
現在、民主党のハリスさんと共和党のトランプさんが、しのぎを削る状況で、ザッカーバーグさんが、現政権、民主党に不利になるような発言をしたことは、かなり凄いことだったと思います。
それだからこそ、その後、ほとんどのマスメディアはこの話題について報道しませんね。ほとんどの大手のマスメディアは、テレビも新聞も民主党よりですから(アメリカも日本も)。
けど、これって本当に忘れていい内容なのか、気になります。
日本の政権も同じように、今年7月2日に「新型インフルエンザ等対策政府行動計画」の閣議決定を行いました。事前に募集した国民からのパブリックコメントは19万5千件という異例の多さでした。ほとんどが、「偽情報・誤情報をコントロールする」という政府の方針に反対するものでした。
「偽情報・誤情報」というと、もっともなふうに聞こえますが、「政府にとって都合の悪い事実も誤情報だ」と言ってしまえばいいわけです。私達の「言論の自由を奪う」、おそろしい内容です。つまり、ザッカーバーグさんの指摘した、検閲を正当化したわけです。ですから、日本政府としても、ザッカーバーグさんの書簡の内容は、なるべくマスコミでも取り上げてもらいたくないのでしょうね。
さて、前置きが長くなりました。
ザッカーバーグさんが書簡を書いたのは、 ブログやSNS、インターネット上に投稿されたコメントに対し、管理者が内容をチェックしたり、不適切な投稿を除外する仕組みについて調査するアメリカ下院司法委員会に協力したためです。
ただ、なぜこの時期に、この書簡を書いたのか、星の配置からも見てみました。
すると、ザッカーバーグさんのネイタルとトランジットの冥王星が、蠍座0度と水瓶座0度でぴったりの葛藤の90度を作っていました! ネイタルとトランジットの冥王星が、90度の角度を作るのは、決して珍しいことではありません。誰でも、40歳すぎにこの星の配置を持ちます。ネイタルとトランジットの冥王星が、葛藤する時期ですから、人生に大きな変化がある時期。後戻りできないような出来事が起きたり、今までの生活を一変するようなことが起きるかもしれません。
しかも、今回ザッカーバーグさんのネイタルとトランジットの冥王星は、、蠍座0度と蠍座0度という誤差のない90度です。一番影響の大きい時期といえます。まさに大きな節目の時。
ネイタルの真実を追究する蠍座の冥王星と改革の水瓶座にあるトランジットの冥王星が、葛藤している。やはり、今回大きな覚悟を決めて、真実を明らかにしたのではないでしょうか。
また、ネイタルの本物志向の牡牛座の太陽(魂の欲求を示す)も、トランジットの変革の天王星にずっと刺激をされてきています。「もう、限界。耐えられない。黙っていられなくなった」、そんな気がした、星の配置です。
お読みくださり、ありがとうございました。