大きな試練の暗示:星から読む、ある殺人犯の人物像 ~Bettyの事件はなぜ起きたのか?~ 

あれこれ

実際の事件を元にしたNetflixドラマ ”Dirty John : Season2: Betty” ダーティー・ジョン ー秘密と嘘ー

最近、Netflixオリジナルドラマの “Dirty John :Season2:Betty” ダーティー・ジョン~秘密と嘘~ を観たのですが、なかなか興味深かったです。

https://www.biography.com/crime/betty-broderick 実際のBetty
https://www.goodhousekeeping.com/life/entertainment/a33666690/where-is-betty-broderick-now-today/ ドラマのBetty Amanda Peetが演じた

  *予告編はこちらです→ https://youtu.be/RE-GwkeZQmI 

Bettyという女性が、早朝、カリフォルニア・サンディエゴの元夫の家に忍びこみ、彼と新しい妻を射殺した実際の事件を元に作られたドラマ。よくある、嫉妬に駆られた女性が起こした痛ましい事件・・・という印象ですが、当時この事件は全米で大きな話題となりました。

というのも、この事件の背景には、敏腕弁護士だった元夫が、その知識や立場を利用して、妻であったBettyを心理的に追い詰めていったという事実があり、そんな彼女に同情する人も多かったからです。

また、Bettyには、他にも結婚してしばらくずっと、幼い子供達を育てながら、経済的にも夫を支えてきたという事実もありました。

結婚当初は医学生であった夫。しかし、医師になってから自分には医療は向いていないと、今度はハーバードで法律を学び始めた夫。そんな彼をひたすら献身的に支えてきたのはBettyでした。

しかし、大成功をおさめたのち、夫は若い女性と浮気を始めました…。しかも、その女性は、若いときのBettyとよく似ていました…。

 このドラマは、あくまでも事実を元に作られたフィクションではあります。けれど、実際のBettyの裁判の様子や証人の発言内容をyoutube動画でチェックしてみたところ、かなり事実に忠実に描かれた脚本を使っているとと感じました。

とにかく、ドラマでも現実でも、夫だったDanのやり方が意地悪すぎて、私もBettyに同情しました。が、彼女にも問題はありました。かっとすると、自制ができず、別居する夫の玄関のドアを車をぶつけて壊したり…。何度も留守電に、ののしる言葉を残したり。同じ状況でも、何とか少しずつ前を向けた女性もいたのではないかと思います。

なのに、なぜ、Bettyは結果的に事件を起こしてしまったのでしょう?

そこで、Bettyがどういう人物なのか、また、なぜそのとき事件が起きてしまったのか、(Bettyが事件を起こしたのか)、星読みの観点から見てみたいと思いました。

そこで、彼女のホロスコープや当時の星周りから、この事件について見ていきたいと思います。

今回は、まず彼女の人物像について見ていきます。

ホロスコープから見えてくるBettyの人物像とは?

Bettyが起こした事件の概要

まず、Bettyの事件の概要を、もうちょっと詳しくまとめておきます。

*1989年(日本の平成元年)11月5日の早朝、カリフォルニア州サンディエゴで、Dan Broderick(44歳)が自宅の寝室で再婚相手のLinda(28歳)と共に射殺される。
*犯人は、Danの元妻のBetty(41歳)。Bettyは自首し、2度の裁判を経て、殺人罪が確定。今も尚、服役中。

*事件のあった年の1月、DanはBettyと離婚。6月に、長年の交際相手だったLindaと再婚。ちなみに、DanとBettyが結婚したのは、1969年。二人の結婚生活は、約20年間。

*Danは最初は、妻であるBettyに不倫などしていないと嘘をつき、単に自分の時間が欲しいといって別居。が、やがて堂々と不倫を認め、Lindaに離婚を要求。

*Bettyへの財産分与は、弁護士の専門知識を駆使し、彼の収入や財産からするとあり得ない低い金額。4人の子どもの親権もDanが持ち、Bettyは自由に子どもたちとは会えない状況。

*Bettyは子どもからも切り離され、友人らも去り、両親のサポートも得られなかった。離婚が成立した時も、Bettyの知らないところで裁判が進んでいた。

こうした事情から、Bettyの最初の裁判では陪審員たちの意見がまとまらず、評決にいたりませんでした。陪審員の中には「元夫からあんな心理的な虐待を受け続けて、なぜ彼女がこんなに長い間我慢できたのかわからない」といった人もいた位でした。

そして、事件が起きた11月5日というのは、Bettyの43歳の誕生日の2日前のことでした。(これも星読み的には注目したいポイントです。)

確かに辛い状況だったBetty.
ただ、何とか気持ちを立て直して、前向きに人生を歩むことはできなかったのでしょうか。

Bettyのホロスコープからわかること

  • 「あなた視点」に天体が集まる

これが、Bettyのホロスコープです。出生時刻は不明なので、ハウスは読めません。

しかし、インパクトのあるホロスコープだなという印象があります。

1番重要な天体である太陽を含む、ほとんどの天体が、あなた視点である、獅子座から蠍座に集まっています。

あなた視点というのは、「あなたという対人関係」を通して世界とつながる性質を持っているという意味です。周りの人たちとの人間関係が、人生においてとても重要になる人と言えます。周りの人から、自分はどう思われるのか、みんなの中で自分の立ち位置はどこなのかということを、無意識に確認するようなところがあります。

Bettyも、旦那さんとの関係が壊れるまでは、息子さんのサッカーチームのコーチをしたり、ママ友との関係も良好で、みんなから頼りにされる、自他ともに認めるパーフェクトマム、完璧なお母さんでした。

周りの人たちから、愛され、一目置かれる存在であることは、あなた視点を持つBettyにとっては、自分の存在意義そのものだったように思います。友人や子供達から愛される、裕福で幸せな家庭の妻であり母親という役目を、大きな誇りを持って取り組んでいたのではないでしょうか。

また、彼女の感情や無意識を表わす月は、乙女座です。乙女座は細かい事に気配りのでき、サポート役がとても上手なサイン。また、与えられた役割を完璧にこなそうとします。ここに月があったBettyにとって、完璧な妻と母親の役割を完璧にこなすことは、当然のこと、そして、そうすることが彼女の心を満たす事柄だったわけです。

ですから、旦那さんと別居し、子どもと離れてしまったことで、妻と母親という自分の役割を失ってしまったことは、彼女には人一倍耐えがたいものだったように思います。

  • 事件当時の年齢域は火星

1989年事件当時、Bettyは42歳の誕生日目前で、当時の彼女の年齢域は火星になります。

太陽・月・水星・・・などそれぞれの天体には、特にどの年齢に大きな影響を与えるかという年齢域が決まっています。火星の年齢域は34歳~45歳くらい。火星の年齢域の頃は、多かれ少なかれ誰でも、何かに挑戦する時期になります。言い換えると、自分の人生の為に何かと闘う時期とも言えます。

なので、事件当時、年齢域が火星であったBettyは何かに挑戦したり、闘う時期だったと言えます。

試練の土星が火星に重なる

また、出生時の彼女の火星のすぐそばには土星があり、コンジャンクションという関係を作っています人生の課題を表す土星と、その当時の自分をあらわす火星が重なっているわけですから、34歳くらいから彼女は人生の課題に向き合わざるをえなくなったと言えます。

旦那さんがのちの再婚相手である女性と付き合い始めたのがそのくらいの時期でした。Bettyは、自分の夫を奪われぬよう、家庭を奪われぬよう、一生懸命闘ったと言えるのかもしれません。

また、土星は抑制の意味もあり、火星の行動力を土星が抑えようとするのですが、限界が来ると大爆発する可能性も秘めた星の関係。同時に、運命的に試練の多い星周りでもあります。他にも、行動を土星が固定化するという意味もあり、頑固な気質も意味します。

獅子座の土星

ところで、Bettyの土星は獅子座です。獅子座に土星を持つ場合、人から認められないこと、称賛されないことへの怖れがとても大きくなります。そんな獅子座土星さんの人生の課題は、人に認められなくても、注目をあびなくても、自分にはちゃんと価値があるということ、自分の生きる意義を自分の中に見出すこととなります。

つまり理想的には、旦那さんの浮気によって、それまでの、完璧な妻であり母親という賞賛されるべきステイタスを失ったとしても、自分の才能や能力を使って、自分で輝く方法を見つけることが、彼女の人生の課題だったのだと思います。土星というのは、努力すれば必ずごほうびをくれる天体です。乗り越えられない課題を課さないとも言われます。ですから、本当は彼女には、自分で人生を切り開いていく力があったはず。もったいないですね。ただ、彼女のホロスコープからは、「今あるものを守りたい」という欲求が、非常に強かったことがわかります。

  • 固定宮に集まる天体

表1を見ると、Bettyのホロスコープは、「固定宮」に天体が多く入っています。(表には記載がありませんが、後で説明するカイロンやドラゴンヘッドも固定宮です。)固定宮は、今あるものを保持して持続させ、安定させるエネルギーを持ちます。なので、そこに天体が多くある場合、現状を維持することが気持ちの安定にもつながります。

なので、Bettyの場合、自分が守ってきた幸せな家庭、裕福でチャーミングな夫、子ども達、家、財産をとつぜん失うことになり、それまで守ってきたものが目の前から消えてしまった変化に対するダメージが、人一倍大きかったのかもしれません。生きる目的やパワーも同時に奪われてしまった感覚だったかもしれません。

  • 太陽が大変容の冥王星と葛藤の90度

ところで、順番が逆になりましたが、ホロスコープで最も大事な天体は、その人の魂の欲求を示す太陽です。

Bettyの太陽は蠍座で、一人の人を深く愛する激しい愛情の持ち主。彼女が、ずっと夫の気持ちが戻ることを強く願っていたのもうなずけます。自分が愛するように、夫も自分を愛して欲しいという思いも人一倍強かったと思います。また、子ども達、特にまだ幼かった息子2人に対しての愛情もものすごく深いものがありました。

また、事件後、彼女は「彼が死ぬか、私が死ぬか、どちらかだった」というような発言をしています。これも、蠍座の「とことんまでつきつめる」エネルギーを、端的に表わしているように感じました。

そして、彼女のそんな太陽に大変容の冥王星が獅子座から90度の葛藤の角度を作っているのです。

この組み合わせの持ち主は、人生において困難と向き合うことが少なくありません自分の魂の欲求の実現のために生きようとする時、大きな困難が起きることがあるからです。もっとシンプルにいうと、自分の思うとおり生きようとすると、大きな困難が目の前に立ちはだかるのです・・・。

そして、追い詰められると時に破滅的行動を取ってしまう可能性があるのです。Bettyの過激な行動はまさに、この影響かもしれません。

ただ、その困難を乗り越えることで、大きく成長し変容できるのです。そのため、偉大な事を成し遂げた人やカリスマ的魅力を持つ人、クリエイティブな生き方、ダイナミックな生き方をする人には、この太陽と冥王星の90度を持つ人が多いと言われます。Bettyも何とか離婚から立ち直れていたら、新しい別の人生が待っていたと思います…。

ただ、彼女の太陽と冥王星は、誤差のないぴったり90度の葛藤の角度。誤差がないほど、この葛藤の影響は大きくなるので、なかなか簡単に気持ちを切り替えるこtができなかったのかもしれません。

また、獅子座という自己表現のサインに大変容の冥王星がある場合、自分の個性・特性・役割を発揮できない状況におかれることがあります。そして、様々な葛藤が極度に達した時、過激な行動を取る人もいるのです。ここでも、Bettyの過激な行動が暗示されていますね…。

Bettyもきっとフラストレーションが極限まで高まっていったのではないでしょうか。

夫や子ども達と離れ、妻や母親としての存在意義を失った時、彼女は自分の感情をコントロールすることができなくなってしまったのかもしれません。

  • 太陽の蠍座の支配星、火星・冥王星が重要なポイント

そして、太陽が何座かということの他に、その太陽のサインの支配星もホロスコープでは重要なポイントになります。

Bettyの場合は、太陽が蠍座なので、その支配星の火星と冥王星が大きな影響を彼女に与えます。

冥王星は既に見てきた通り、太陽と90度の葛藤の角度をとっていて、Bettyに大きな影響を与えています。ところが、冥王星はBettyの太陽のサイン、蠍座の支配星でもあるのでその影響は更に強くなるです。

そして、もう1つの支配星の火星は、Bettyが事件を起こした当時の年齢域でもあり、この年齢域の時期が彼女の人生にとって、非常に大きな意味を持っていたとも言えます。

  • 魂の傷を表わすカイロンが、太陽に重なる

もう1つ注目したいのは、Bettyの太陽がカイロンという、魂の傷を表わす小惑星と重なるコンジャンクションの関係だということです。

この関係も、自分自身であろうとする時、自分の思うように生きようとする時、辛い出来事が起きるという意味になります。

自分らしく生きようとすると、自分の魂の傷を拡げるような出来事が起きてしまうそして、その傷に向き合わざるを得なくなる。

ただ、この傷というのは、辛いけれどもやはり、乗り越えられるものなのです。その力が、その人には備わっているのです。

もちろん、乗り越える時には、多くの苦しみ・悲しみ・葛藤があるでしょう。しかも、他の人には、何でもないことでも、その人にとっては深く傷つくことだったりもするので、周りから理解を得られないこともあるでしょう。そのため、孤独に陥り、被害者意識をもちやすい星の配置ともいえます。

Bettyの場合も、蠍座で太陽とカイロンがコンジャンクションを取っていたため、彼女らしく夫を深く愛しぬこうとしたとき、夫の裏切りという大きな困難に立ち向かうことになった。しかし、それはまた、どんなに深く愛した人でも、自分とは違う人間であり、距離をおいて違う形の信頼関係を築くことが可能・・・ということを学ぶ機会でもあった。

が、彼女にはそれができなかった。どんどん孤独な状況に陥り、自分は被害者だという意識がめばえ…ついに、悲劇が起きてしまった…。

以上のことから、星周り的に試練の多い彼女の人生が浮かび上がってきました。そして、追い詰められると過激な行動をとってしまいがちな彼女の姿も見えてきました。が、一方で彼女にはいろいろな才能や魅力もあったのです。

さまざまな才能や魅力

  • 金星と木星が射手座で重なる

もともとBettyは、ママ友達とうまくやっており、センスもよく、皆から一目置かれる存在でした。それが、感性や社交を表わす金星が、発展の木星と重なっていることからも、読み取れます。

金星と木星はともに射手座で、人間味豊かで、気前も良く、情に厚い人というのもわかります。

射手座には専門教育の意味もあり、芸術的才能や美的センス(金星)を発展(木星)させるため、本格的に学ぶことで、彼女の人生は輝けたように思います。実際、別居後画廊で働いた時期もあったようです。

天王星が、火星と土星の合と調和

斬新な発想を司る天王星が、実行の火星と責任の土星と60度で調和しています。普通の人が思いつかないアイディアを出したり、強い意志を持って責任を果たせる人だといえます。

  • 月が水星と太陽の合と調和

知性を表わす水星が、魂の欲求を表わす太陽と重なっており、知的表現が得意な人だということもわかります。また、そこに、感情を表わす月が60度の調和の関係で、他の人の気持ちにも機敏で、細かい事に配慮ができる人だということもわかります。この月は乙女座で、きちんとした人柄で他の人の役に立ちたいという思いがある人なのもわかります。教師などにとても向いた方だったと思います。実際に、教師として経済的に夫を支えた時期もあったそうです。

彼女の人物像のまとめ

 ざっとまとめてみると、次のような人物像がうかびあがってきました。

蠍座の太陽=一人の人を深く愛する。生きるか死ぬかの激しい感情の持ち主

太陽に冥王星が葛藤の90度=追い詰められると過激な行動に出てしまう可能性

太陽にカイロンが0度のコンジャンクション=深く傷つきやすく、被害者意識が強い

獅子座の土星=人から認められないこと、称賛されないことへの怖れがとても大きい

乙女座の月=細かい事に気配りのでき、サポート役がとても上手。そして、与えられた役割を完璧にこなそことが彼女の心のよりどころ

*「あなた視点」に多い星の配置=「人からどう見られるか」という事が、自分の存在意義の基盤であり、人から一目置かれる存在でないと、不安になる

固定宮に多い星の配置=現状を維持することが気持ちの安定にもつながる人

金星と木星が重なる=センスも良く、気前のいい、情に厚い人

天王星が火星と土星に調和=普通の人が思いつかないアイディアを出したり、強い意志を持って責任を果たせる人

月が水星と太陽の合と調和=知的表現が得意。他の人の気持ちにも機敏で、細かい事に配慮ができる

星から見えてきたBettyという女性

夫や子ども達の、完璧な妻・母親であることが自分の生きがいで、それが人生で望む全て。しかし、困難な状況に陥った時は、激しい感情に飲み込まれ、自分がコントロールできず過激な行動に出てしまいがち。ただ、細やかな気配りが上手で責任感もあり、センスもよく、情に厚い人柄で、知的表現も得意。普段は周りから頼られる存在。

(注意:蠍座の太陽を持つ方が、皆さんBettyのように激しい感情表現をされるわけではありません。他の天体の影響などによって、本質が似ていても表現の仕方は違ってきます。)

もし、事件が起きる前に、星読みのアドバイスを彼女から求められていたら、どう答えたでしょうか。

この世で取り組むべきことを示す、ドラゴンヘッドが五感や芸術を表わす「牡牛座」にも入っているので・・・

「その美的センスや芸術の才能を是非いかしてください。インテリアデザインの仕事、ファッションブランドの立ち上げや美術品のオークションなどの勉強やお仕事をされたらいかがでしょうか。」とお話ししていたと思います。

金星と木星が重なる星周り、天王星が関わる星周りもあるので、

センスがよく、情に厚く、人からも頼られるお人柄。接客もとてもお得意のはず。ご自分の専門分野を決めて、深めてください。大学などで学ばれるのもいいです。斬新な発想で、新しいビジネスを展開される才能もおありです。今は、お気持ちの整理がなかなかおつきにならないかもしれませんが、あなたのものすごい情熱を、新たな勉強やビジネスに振り分けてみてください。あなたのその素晴らしい集中力を、新しい人生を切り拓くことに費やしてみてください。貴方が、ご自分の力で成功することが、こういっては何ですが、元のご主人さまにとって1番苦々しいものになるはずです。この辛い時期は、必ず過去のものになります。ご自分の新しい未来にフォーカスしてください」と。

次回に、説明したいと思いますが、実は、彼女にとって、事件の起きた時はかなりしんどい星周りだったのです。何とかその時期をやり過ごせていたら、この悲劇は起こらなかったのかもしれません…。

次回は、事件当時の星の配置から事件を見てみたいと思います。

長い文章におつきあいくださり、本当にありがとうございました(*^_^*)

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