多くの天体が逆行する、2021年夏
2021年8月13日現在、多くの天体が逆行中です。
具体的には、金星・木星・土星・海王星・冥王星、そして8月20日からは天王星も逆行開始します!
なんだか逆行祭りといった感じですね!
逆行とは?
ところで、逆行というのは、地球からみて他の天体が後戻りしているように見える現象で、実際に天体が逆向きに動くわけではありません。なので、太陽を中心に考えるヘリオセントリック占星術では、逆行はありません。
が、私たちが暮らしているこの地球上から見える天体の動きが、私たちに大きな影響を与えるのも事実。たとえば、水星の逆行は、特にわかりやすい影響があるので、心当たりのある方も多いのでは?
電車が遅れてこない、ネットがつながらない、話が誤解されて伝わったなど、ものの流れやコミュニケーションに支障が出ることが多いですよね。
こういうふうに、どの天体でも逆行期間は何かが滞ったりしがち。けれど、障害やトラブルが起きやすいから厄介だなあ・・・とネガティブにとらえる必要はありません♪ むしろ、いろいろ「見直し」をするのによいタイミングだととらえてみましょう! これまで取り組んで来たことや習慣について、いったん振り返って改善すべき点がないかチェックをしてみましょう。それまで気づかなかったような素敵な改善策が見つかる可能性が大。それを今後にいかすことで、展望が開けてきます。
つまり、逆行期間は、今までの経験や出来事を振り返ることで、学び直しができる期間ともいえます。よりよい未来にむかって進んでいくための、重要な調整期間・・・そう、認識することで、更に逆行を上手に活用できるようになりますね。
今年の逆行の特徴
さて、毎年いろいろな天体が逆行します。
でも、今年の逆行にはひとつ気になる特徴があるのをご存じでしょうか?
それは、火星が逆行しないということです。次に火星が逆行するのは、2022年10月。
今年は唯一、火星だけ逆行しない。
そこにはどんな意味があるのでしょうか?
火星が逆行すると・・・
火星は、実行力・行動力の星。積極的に、自分の意見を表したり、主張を通そうとするパワーを持ちます。
この火星が逆行するときには、そうしたパワーが滞りがち。
その結果、気持ちだけが空回りし、いつものような調子で物事を進めることができなくなったりします。本来の才能や実力をうまく発揮できなくなることも。
また、そのため、自分に自信がもてなくなってストレスがたまり、感情のコントロールがうまくできなくなることもあります。そのために人間関係がうまくいかなくなる可能性もあるでしょう。
火星が逆行しない意味
が、2021年は、そうした逆行の影響は全く気にしなくてよいのです! もちろん、逆行は、わたしたちがいろいろなことを見直し、更なるステップアップへ向かう為の大切なヒントをくれます。
けれど、今年は、火星に限って逆行がないというのは、「今年は、目標に向かってひたすら突っ走ってもいい」というお墨付きをいただいたような気がします。
あれこれ思い悩んだり、反省ばかりして過ごすより、やりたいこと、やるべきことにむかって、どんどん進んでいってくださいね、と星々が教えてくれているように思えます。
あなたが、やりたいこと、チャレンジしてみたいことはなんですか?
どんなことでも、とりあえず始めてみませんか?
今年、逆行しない火星が、きっと貴方を応援してくれます!