沙也加さんのこと

亡くなった方の想い

みんなの赤ちゃん

ちょうど1週間前、信じられないニュースが駆け巡りました。

早すぎる神田沙也加さんの死。

松田聖子さんというビッグスターに憧れた中学生・高校生だった私たちの世代にとって、沙也加さんはある意味、私たちみんなの赤ちゃん、みんなのかわいい女の子、でした。

聖子さんんが妊娠した時、出産された時、全て記憶に残っています。

憧れのスターの赤ちゃんに生まれるなんて、なんて強運な赤ちゃんなんだろう。

そんなふうに思いました。

そして、沙也加さんという素敵なお名前をつけられた赤ちゃんは、将来の幸せを約束されているように思えました。

けれど、人生ははかない・・・。

あんなに愛らしくて、努力家で、才能にも恵まれ、ある意味お母様を超えた活躍をされていた沙也加さんが、まさかの・・・。

やはり、どんなに幸せに見える人、何もかも持っているように見える人にも、心の傷、悲しみがあるのですね。

ああ、けれど、同時に、どんな人の人生にもいろいろな可能性が眠っているのも本当。

でも、たまたま沙也加さんは、雪の美しさに吸い込まれてしまった・・・。

雪国で育った私には、そう感じられてなりません。

雪には、孤独と悲しさを美しいものに変換してしまう魔力のようなものがあるように感じるのです。

こんなに寂しいなら、いっそ雪に埋もれてしまえばいい・・・。

昔、私もそう思ったことがありました・・・。

もし、札幌で雪が積もっていなかったら・・・。

そんな風に思ってしまいます…。

沙也加さんの心

沙也加さんが亡くなったとの報道を知り、何の関係もない私まで大きく動揺しました。

そして、亡くなったとき彼女の心にはどんな思いがあったのか、なぜ彼女は雪に吸い込まれてしまたのか、理由が知りたいと、勝手ながら思いました。

それで、沙也加さんの所属事務所が発表したコメントに書いてあった時刻を元に、その時のチャートを作りました。

それを見て、はっとしました。

お父様の神田正輝さんの存在、お母様の松田聖子さんの存在のほか、男性が沙也加さんの心の奥にあったのが見てとれたので。

そのときは、その男性が誰なのかは、全くわかりませんでした。

ただ、その男性の存在が沙也加さんの心を大きくしめていたのは感じられました。

亡くなったとき、ICと言われる心の奥底、魂の根っこにぴったり火星が乗っていたのです。

火星は女性にとったら恋人を表します。

本当に、すごくその方を好きだった、そんなふうに感じられました。

そして、DSC近くの木星は、神田正輝さんの太陽星座、射手座の支配星。

また、暖かい大きな包容力でいつも娘である沙也加さんを見守っていたという神田正輝さんのイメージはまさに、幸運のありかを教えてくれ、その人を応援してくれる木星のイメージと重なります。

その木星(神田正輝さん)がDSCという人とのつながりを表す場所の近くにあったのは、亡くなる直前沙也加さんがお父さまにお誕生日おめでとうと電話をされていたことにもつながる気がします。お父さまが大好きで、会えなくてもいつも心のどこかで頼りにされていたのだと思いました。

また、母親を表すと言われる月は、10室に。社会的ステータスを表す10室にある月は、大スターであるお母さまへの憧れでもあったのかもしれません。お母さんはすごいなあという思いを、最後まで持っていらっしゃたのではないかと思います。

ただ、その月が『家庭』を表す4室の太陽と180度という緊張関係にあり、もしかしたら沙也加さんにとっては、お母さんが大スターであることで、自分が望んだ暖かい家庭というのは得られなかったなあ…という思いもおありだったのかもしれません。

勝手に亡くなった方の心を見るのは、本当によくないことですよね。

でも、とにかく切なくて、沙也加さんのお気持ちが知りたくなって…。

沙也加さん、どうぞ安らかにお眠りください。

貴女の素敵な歌声を決して忘れません。

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