ルノルマン:グランタブローで読む、大谷選手の状況!

アスリート

問題の全体像が読めるグランタブロー

違法賭博について、初めて自分の口から全く関与していないことを伝えた大谷選手。しかし、アメリアのメディアは肝心な事が明らかになっていないと、不満を伝えています。確かに、質疑応答はなかったですから・・・。

さて、2024年3月の星周りからは、現在大谷選手は、大きな試練や変化に向き合う時期だと読めました。(大谷選手の星周りについての記事はこちらです。→ https://hoshiyomi-hitoyomi.com/celeb-hoshiyomi/1428/) では、大谷選手の心境などを含めて、今後半年後くらいの状況はどんな感じになりそうか、ルノルマンカードのグランタブローで見てみることにしました。

グランタブローはルノルマンカード36枚を全部使う展開法。ダイナミックにその人を取り巻く状況や問題の行方、人間関係などについて教えてくれます。男性を占うときは、紳士のカードをそのひとを表す象徴カードにします。女性を占うときは、淑女を象徴カードにします。このように、あらかじめ占う内容に関わる人を、カードの意味によって、特定のカードを割り当てることができます。象徴カードと他の人をあらわすカードの距離感で、その人との関係の近さや遠さも読むことができます。カードによっては、紳士や淑女のカードの絵柄が正面ではなく左右どちらかに向いていることがあります。この向きも使って、相手と気持ちが通じているかどうかも読むことができます。

今回は、大谷選手の心境、奥様や一平さんに対しての気持ちや関係なども知りたかったので、占う前に、大谷選手=紳士のカード、奥様=淑女のカード、一平さん=キツネのカードと設定しました。一平さんについては、この問題が起きるまでは大谷選手にとって信頼のおける人だったので、「犬」にしようかとも思ったのですが、会見でも大谷選手は「一平さんに嘘をつかれた」とお話しされていたので、やはり「キツネ」のカードとしました。悲しいですが…。

さて、カードをよくきって、展開したのですが…。

すると、なんと1番最初に大谷選手をあらわす「紳士」が出てしまいました!

「出てしまいました」といういい方をしたのは、占う対象の方をあらわすカードが、左端か右端にきた場合は、そのカードの展開は読まないという基本的ルールがあるからです。(ただし、このルールが絶対というわけではありません。占う方それぞれのやり方がありますし、時と場合によっては読む場合もあります。)

なぜかというと、グランタブローでは、その人をあらわす象徴カードから左側が過去をあらわし、右側が未来をあらわすと考えるからです。

もし、右端に象徴カードがくると、未来がないことになりますし、左側にくると過去がないことになります。なので、この場合はカードを読まない、あるいはもう一度引きなおします。

ただ、象徴カードが左端や右端に出ても、それには意味があるととらえて、あえて読むこともあります。

今回は、大谷選手の星周りを先に読んでおり、彼が人生の大きな転機にきているのがわかっていたので、このまま読むことにしました。

象徴カードが、過去のない左端にくる場合、その人が今まさに人生の大きな変化、転換期にいることを示し、これは大谷さんの星周りの状況ともぴったり一致するからです。

しかも、大谷選手を表す紳士のカードが出たのは、新しい始まり、旅立ちを示す、1番目のカード「騎士」の位置です。やはり、大谷選手の象徴カードがこの位置に出たことには、大きな意味があると感じました。

否が応でも、大谷選手は新しいスタートを切らねばならない、それが星周り、ルノルマンカード共通のメッセージのようです。

現在の状況

大谷選手の象徴カード、紳士のカードの縦に並ぶカードは現在の状況をあらわしています。

紳士の直ぐ下は「」。突然のアクシデント、危機という意味です。この「鎌」のカードは、今回のスキャンダルをあらわすと考えられます。更にその下には「」。木は長くこつこつ続けて育んだものをあらわし、一平さんとの信頼関係が、鎌で傷つけられた、つまり、信頼関係が損なわれたと読めます。更に木の下には「十字架」。自分ではなんともしがたい大きな困難を示します。今回の問題は、大谷選手個人でどうにかできる問題ではないということです。FBIや警察など、公の機関に調査を全て任せる案件なわけです。

心強い奥様の癒やしと支え

非常に大きな困難に直面する大谷選手ですが、近くに奥様をあらわす淑女のカードがあります。しかも、奥様の象徴の淑女のカードの絵は、しっかり大谷選手の象徴、紳士のカードを向いています。そして、大谷選手を囲む、鎌(この突然のスキャンダル)、鞭(怒りと同時になぜ、この問題に気づかなかったのかなど自分を責める気持ち)を中和するように、癒やしのユリのカードをはさんで、淑女のカードが大谷選手の紳士のカードに寄り添っています。つらい時期を、奥様が傍にいて癒して、支えてくれると読めます。 大谷選手のホロスコープでも奥様の存在の大きさはわかりましたが、グランタブローでも、しっかり奥様の存在の重要性を感じることができました。

一平さんに対する心境

一方、一平さんをあらわすキツネのカードは、最下段の大谷選手をあらわす紳士のカードからは遠い位置にあります。大谷選手の気持ちは、もう一平さんから離れているようです。ただ、紳士のカードと、キツネのカードのは互いに向き合っています。

大谷選手が一平さんを信頼することはもうないのでしょうが、大谷選手の中には今までの一平さんとの思い出やサポートへの感謝を全て否定することはできないという思いがおありなのではないかと感じました。

そして、一平さんをあらわすキツネのカードですが、その縦列には、「太陽」、「船」、「塔」が続きます。

塔」は法律や警察などの公の機関、「太陽」は全てが明らかになるという意味、「船」は新しい旅立ち。そして、縦列の下にはコミュニケーションの「鳥」。これらをあわせて読むと「全てを警察やFBIなどに話して、法の下、裁きを受けて新しくやり直したい」というように読めます。また、この「鳥」の絵柄は、2羽の鳥大谷さんと二人三脚でやってきた自負やパートナーシップのようなものも感じられます。これを見ると、一平さんの今までのサポートに嘘はなかったように思えます。

ただ、ここでこのグランタブローの最初の3枚に注目しようと思います。すると、「紳士」(大谷選手の象徴)、「鞭」(怒り)、「ヘビ」(裏切り)となります。グランタブローの最初の3枚は、問題の補助的内容を教えてくれるので、まさに「大谷選手が裏切りに対して怒っている」とわかります。

そして、この3枚目の裏切りをあらわすヘビのカードを斜めにたどっていくと、「ヘビ」、「クマ」(金運・財運)、「棺」(秘密)、「キツネ」(一平さん)となり、この問題の裏切りに、お金を廻る一平さんの秘密があったことも読むことができます。(この斜め読みを、勝手に「反射読み」と読んでいます。反射読みについては、別の機会に説明したいと思っています。)

そして、その秘密の裏切りが、一平さん本人(キツネ)に跳ね返り、「雲」(不穏)、「手紙」(知らせ)と続きます。不穏な知らせ=逮捕状かもしれません。

大谷選手の今後(およそ半年後)

では、大谷選手の今後(およそ半年後くらい)はどんな状況になりそうでしょうか?

紳士のカードが、未来へむかって、「鞭」(怒り)、「ヘビ」(裏切り)、「ハート」(愛情、サポート)、「家」(家庭、安心できる居場所)、「塔」(法律・公の機関)、「鍵」(秘密が明らかになる・解決策)、「子ども」(初心・子ども)、と続きます。

しばらくは、裏切られたことへに怒りや自責の念に苦しい思いが続きそうですが、奥様の愛情の支えられ、落ち着きを取り戻し、法律、つまり公の調査機関に全てを委ね、その結果、自分に対する疑惑など全てがクリアになって、初心にもどって1からスタートをきる…と読むことができます。また、もしかしたら奥様の妊娠など、おめでたいニュースもあるかもしれませんね!

なので、秋頃には大谷選手はこのスキャンダルを乗り越えて、心機一転新しいステージにむかって進んでいらっしゃると思います!(ただ、星周り的には、10月末から12月半ばまで問題が何らかのの形で再燃の可能性あり。くわしくは、星周りについての記事をご覧ください。→ https://hoshiyomi-hitoyomi.com/celeb-hoshiyomi/1428/) )

最後の4枚(ラベル)が語ること

そして、グランタブローには幾つかの展開方法があります。9枚ずつ横に並べて4段にするもの、8枚ずつ横に並べて4段にして最後に4枚のカードを並べるもの。他にももっと細長い形など。今回は、最後に4枚を並べる展開方法を使っています。グランタブローとは、「大きな1枚の絵」という意味ですが、この最後の4枚は、グランタブロー(「大きな絵」)のタイトルラベルとなります。

今回のラベルの4枚は、「月」(人気)、「花」(喜び・援助)、「山」(障害)、「鳥」(コミュニケーション)です。

「人気を誇る大リーガーである大谷選手が、困難に直面するけれど、周囲の支えを得ながら、必要な意思表示をすることで、困難を乗り越えていく」というタイトルではないかと感じました。

重要なのは、いかに自分の考えを発信できるか、なのではないでしょうか。

アドバイスカードからのメッセージ

グランタブローの四隅のカードは、2組の向き合うペアが、問題解決のアドバイスをくれます。今回は、「紳士」と「道」、「十字架」と「子ども」になります。

「紳士」と「道」からは、「曖昧な態度を取らないで!」というアドバイスに読めます。自分の考えをはっきり表明することが大切。沈黙はアメリカ社会では、グレーととらえられますから…

「十字架」と「子ども」は、「被害者ぶらず、幼稚な態度を取らないで!」と読めます。自分の考えを表明するのは大事ですが、ただ一平さんに嘘をつかれたと繰り返すだけでは、一平さんの功績全てを否定して、ただ怒りにまかせる子どもっぽい人と思われかねません。一平さんに全てを任せきりにしてきた自分の責任とも向き合う姿勢を見せることで、もっと世間の理解も得られるようになるのかもしれません。

大谷選手のスタンス

ただ、心強いのは大谷選手の気持ちの在り方です。

大谷選手をあらわす「紳士」のカードの真上にはカードがありません。もし、ここにカードが並んでいると、この問題が非常に重くのしかかり、にっちもさっちもいかない心境であることを示しています。が、大谷選手の象徴カード、紳士のカードには、真上には一枚もカードがありません。全部、真下に並んでいます。これは、このような大きな困難に直面していても、心の制御が取れていることを示しています。さすがだと思います♪

まとめ

大谷選手は、信じていた一平さんに裏切られたという怒り、それに今まで気づかなかった自責の念にかられる現状。しかし、問題は大谷選手個人で解決できるものではありません。一平さんも、今はとにかく全部説明して、裁きを受ける気持ち。逮捕されることもあるかもしれません。しかし、大谷選手はしばらく辛い状況が続きますが、奥様が支えとなり、安心して過ごせる状態になっていくでしょう。また、自分に対する疑惑もクリアになっていくでしょう。ただ、被害者であることを強調するのではなく、一平さんに対して感謝できる部分もいろいろあり、全てを一平さんに任せてきた自分の責任も含めて、世間に伝わるよう発信していくことが、とても重要になってきます。

ルノルマンの結果を見ても、今回の出来事はいわば避けられないものだったように思えます。大谷選手が大きく成長していくためにある意味必要な出来事なのかもしれません。それだけ、大谷選手が大きな器の持ち主だと言えるのではないでしょうか!

以上、お読みくださりありがとうございました。

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