ジオとヘリオ、このふたつの占星術を中心に星を読みます。

占星術には、たくさんの考え方や手法があります。人によって、何を使うか自由なのが占星術のよいところ。そして、わたしが星を読むときに中心に使うのは、ジオ占星術(以下、ジオ)ヘリオ占星術(以下、ヘリオ)の両方です。そこに、サビアンシンボルや、ジオのプログレスの新月を使って、その方の人生の目的課題、そして才能のありか幸運のポイント今、その方がどんな時期にいるっしゃるのかなどを、読み解いていきます。経験上、「星を読んで人を読む」ときには、この組み合わせが一番しっくりくるのです。

ジオ占星術とヘリオ占星術の特徴

ジオとヘリオの特徴は次の通りです。

ジオ占星術・・・・*従来の占星術。

         *地球から見た天体の位置から、星を読む。

         *ホロスコープの中心に地球を置く。

         *ホロスコープでは地球の記載はない。

         *地球(つまり自分)を中心とした観点から星を読むので、人間関係や社会との関          わり方など、現実の生活にそくした面を読むことができる。

ヘリオ占星術・・・*新しい占星術

         *太陽から見た天体の位置から、星を読む。

         *ホロスコープの中心に太陽を置く。

         *ホロスコープに太陽の記載がない。

         *地球の記載がある。

         *太陽から見ると、地球と月は一体も同然。なので、月は読まない。

         *ジオとちがい、魂としての自分を読める。この世に生まれた目的や、その目的を          果たすためにどのような才能をもって生まれたかなどがわかる。

ジオとヘリオの使いわけ

ジオとヘリオ、両方を使って、ざっと次のように星を読んでいきます。

  • ヘリオのホロスコープで、人生の目的、その達成の為に使うべき才能・能力を読む。
  • ジオホロスコープで、感情面・人間関係・社会とのかかわり方など、個人から見た現実世界にそくした面を読む。また、プログレスの新月で、今の人生の方向性やどういう段階にいるのかを読む。

  *①・②の要所でサビアンシンボルを使う。

次の2点が、私のオリジナルです。今のところ、この読み方をされていらっしゃる方を存じ上げません。(もし、同じ読み方をされている星読み師さんがいらしたら、同じ考えでいらっしゃるので、嬉しいです♪)

1⃣ ジオのホロスコープに地球を加えて読む。

2⃣ ヘリオの地球のあるサインを10室と数えて、ハウス分割を考える。

ジオとかヘリオとか、聞き慣れないですよね。私も、最初はちんぷんかんぷんでした。

でも、「ジオが地球をあらわし、ヘリオが太陽をあらわす」と知ったら、なるほど!と思いました。

ジオ占星術は、地球から見た、ほかの天体(太陽や月や水星など)の位置で、星を読みます。

=いわゆる、多くの人が知っている従来の占星術。

ヘリオ占星術は、太陽から見たほかの天体(地球や水星・金星など)の位置で、星を読みます。

ジオとヘリオの違い

 ジオとヘリオ占星術の一番大きな違いは、ホロスコープの中心に地球を置くのか、太陽を置くのかということです。では、そのことで起きるジオとヘリオ占星術の大事な違いについて説明しますね。

① 地球と月と太陽のあるなし

  ジオのホロスコープには地球がない。月はある。太陽もある。

  ヘリオのホロスコープには地球がある。月はない。太陽もない。

  *ヘリオで月がない理由は簡単です。太陽から見たら、月は地球にくっついているようなもの。

   なので、月はないのです。

② 人間関係・

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