「気になるあの方」を読む ⑦:佐藤健さん ⑴ ~目指されていること・独立のことなど~ ヘリオ占星術でまず、「魂のムード」を確認

芸能人

3月末に所属事務所アミューズを離れ、4月1日からはアミューズが出資する新会社「Co-LaVo(コラボ)」に移籍して活動する予定の佐藤健さん。シリアスからコメディーまで演じることができる素晴らしい役者さんです。出演する作品はすべて大人気。2018年のNHKの『半分、青い。』の律役、TBS『義母と娘のブルース』の店長、どれも大好きでした!昨年のTBS『恋つづ』でも、世の女性のハートをわしづかみ♪『るろうに剣心 最終章』の公開もとても楽しみです。 今、最も人気のある役者さんのひとりですね!

そんな佐藤健さんにとっても、長年所属していた事務所から独立するというのはとても大きな決断だったと思います。

その決断をされたのはなぜ? そして、いつくらいからそのことを考えていらっしゃったのでしょう・・・。

ジオ占星術とヘリオ占星術ふたつを使って佐藤健さんの「魂のムード」やお人柄、人生の流れ、そして事務所独立のことなどを2回にわたって読み解いてみたいと思います。今回は、まずヘリオ占星術から佐藤健さんの「魂」について読み解きます。

ヘリオ占星術から「魂のムード」を読む

私は、まず太陽を中心に考えるヘリオ占星術のホロスコープを使って、その方の「魂」を読むようにしています。

ヘリオ占星術」は、魂を読む占星術といわれます。一方、いわゆる西洋占星術というとき、それは地球から見た天体の配置から星を読む「ジオ占星術」のことです。

「ジオ占星術」は人間関係やいわゆるお金を稼ぐ仕事など、もっと具体的な日常の事柄を読むのに適しています。

そして、「魂」と「具体的な日常のあれこれ」、どちらも大切です。

その方の魂が、どんなことを求めているのか、どんな使命を持っているのか、また、人生において困難を打ち破っていく強い感じの質をもった魂(エネルギー)なのか、穏やかに人生をすすんでいく感じなのかなど、おおまかな「魂のムード」を知っておくと、ジオのあらわす具体的な人生のあれこれについて読むときも、もっと深く読み解けます。

そのおおまかな「魂のムード」は、ヘリオ占星術の地球サインやアスペクト(天体と天体が作る意味のある角度)を使って、読み解きます。

魂はその人の「本質」であり「命のエネルギー」

けれど、日常生活では、そうした本質は隠れていることも多いもの。けれど、「魂」が幸せでなければ、わたしたちは本当に幸せとはいえません。魂も幸せでなければ、どこかうわっつらの幸せになってしまいます。

なので、「魂が何を求めているのか」把握しておくことは、「心から幸せになるため」にはとても大切です。

さあ、佐藤健さんの「魂」は何を目指し、求めていらっしゃるのでしょうか?

佐藤健さんのヘリオのホロスコープ。中心は太陽。1989年3月21日生まれ。
https://freehorocharts.com

ヘリオの地球

ヘリオのホロスコープでは、太陽が中心にあります。つまり太陽系と同じです。
ヘリオ占星術では、太陽から見た天体の配置を読むので、ジオ占星術にはない「地球」もホロスコープに登場します。

ヘリオで最も重要なのがこの「地球」。
「地球」はあなたそのもの。あなたが生まれてきた目的・使命を教えてくれるのです。

*佐藤健さんの地球は、天秤座の0度

佐藤健さんの地球は、天秤座の0度にあります。
地球が天秤座にある人の使命は、「人間関係を大切にする」「全体のバランスを見て行動する」「人と人をつなぎ合わせる」「公平公正に生きる」といったことです。

そして、サビアンシンボルから,更にくわしく佐藤健さんの使命や人生の目的を見てみましょう。

*サビアンは、「つきとおす針により完璧にされた蝶」

天秤座0度に対応するサビアンシンボルは、「つきとおす針により完璧にされた蝶」

これは、「自分の運命を切り開いていくのは自分自身だと気づく」という意味があります。これが佐藤健さんのこの世での目的。

まとめると、「まず、自分でその才能をしっかり認識。そして、それらを駆使することで運命を切り開き、公平公正に生き、人と人をつなぎあわせる」ことが、佐藤健さんの魂が目指すもの、求めるものといえます。

そして、ヘリオのホロスコープのアスペクトからは、その方のこの地球における役割や才能を読むことができます。

ヘリオのアスペクト

 佐藤健さんのヘリオのアスペクトで目につくのは次の通り。

火星と海王星が多くの惑星とアスペクトを作っている。

90度・180度のアスペクトが多い。

芸術・芸能をあらわす金星が72度のアスペクトを2つ持つ。

囲んであるところが強いアスペクト。色の薄いますめの囲みは、少しゆるいアスペクト。

*火星と海王星が多くの惑星とアスペクト

アスペクト表をご覧になっていただけるとよくわかるのですが、佐藤健さんは、全体的にアスペクトが多いです。その中でも、特に火星と海王星に強いアスペクトが多いので、火星と海王星に縁が深いといえます。

火星に縁のある人は、なにかに挑戦したり、ぐいぐい前に進む行動力・実行力があります。

また、海王星に縁のある人は、目に見えない物を大切にする人です。

そして、佐藤健さんのホロスコープの中で1番目立つのは、火星と海王星の180度のアスペクト。

これが意味するのは、佐藤健さんは内側からわきあがる強い思いを原動力に、自分が中心となって、心や目に見えない物の大切さを多くの人に伝えることを実行する」のが魂の役割でもあり才能だということです。

「目に見えない物の大切さを伝える」・・・これはとても難しいことだと思います。
けれど、逆に「ドラマ」や「映画」、あるいは「小説」や「漫画」を通じて伝えることができるのが、「目に見えない、夢や愛・希望・友情」などだと感じます
他の職業ではなかなか難しいように思います。
佐藤健さんが役者さんとして活躍されているのは、魂の導きと言えるのではないでしょうか。

また火星と物事を調整する土星も180度
やはり「熱い思いを持ちながら、よりよい秩序やルールを構築する」ことを、この世で実現するのも、役割・才能のひとつ。

「よりよい秩序やルール」・・・これがもしかしたら、新しい事務所立ち上げの理由の一つかもしれないですね。芸能活動を進めていく上で、より理想的な環境を整えたいという思いがおありになるのではないでしょうか。

ほかにも、火星と冥王星が120度(ややゆるいアスペクトですが)。
これは、「真理を実行するときに調和的役割を果たす」という意味。
物事をつきつめて考え、正しいと思ったことを実行するときに、周りとも調和しながら進めていくことができる才能」ともいえます。

また、海王星と土星が少しゆるいですが、0度と重なっています。
これは、目に見えない物・夢を形にしていく役割・才能があるということ。
まさに、役者として、観る人の心を動かす作品を作り続けるという才能に読み取ることができます!

*0度・90度・180度のアスペクトが多い

・火星と海王星180度

・火星と土星180度

・地球と天王星90度(既存のものを新しい物に書き換えていく。それを現実化する中心になる)

・水星と冥王星90度(直感や情報を駆使して物事を極める中心になる)

・海王星と土星が0度

0度や90度や、80度のアスペクトを持つ人は、物事を進めていく上で重要な立場につく場合が多いです。また、こうした強いアスペクトが多い人は、一見困難に見えることにぶつかることも多いのですが、あくまでもそれは更なる「飛躍」のため。困難と思える事が起きても、それを乗り越えてもっと高いところへ飛翔する力があるのです。

今回の独立も、ご自分が中心となって動かれたのでしょう。円満独立と言われていますが、最初からスムーズに独立を認めてもらったとは考えにくい気がします。ものすごい人気を誇る佐藤健さんらですから。けれど、なにか問題が目の前に立ちはだかっても、それを乗り越える強い意志と思いが道を拓いてくれたのではないでしょうか

ところで、水星と木星には120度のアスペクト(少しゆるいですが)があります。
これは、自分の直感や気づきを、うまくどんどん広げていくことができる才能を表わします。
なので、自分がよいと思ったことを上手に周囲に広げていくことができる方といえます。

今回の事務所独立のアイディアを結果的にトラブルなく実現できたのは、そういう魂の役割・才能がおありだったからかもしれませんね。

*芸術・芸能をあらわす金星の72度のアスペクト

芸術や芸能を表わす金星が夢や心をあらわす海王星と72度のアスペクト、調整をあらわす土星とも72度をとっています。

72度は良縁の意味

なので、佐藤健さんの場合、芸能活動を通して心の大切さや夢を人に与えたり、その為によりよい環境を整えるとき、よい人達との出会いがあるといえます。悩んだり困ったときは、そうした人たちが周りで懸命に支えてくれるでしょう。また、逆の場合もあるでしょう。縁のある人たちとの出会いが、佐藤健さんの思いをかなえるための大きな力になってくれるのは間違いありません。

今回の事務所からの独立に関しても、私たちには目に見えない多くの方のサポートがあったことは間違いありませんね!

まとめ:ヘリオから読める佐藤健さんの「魂のムード」とは

*以上まとめてみます。

ヘリオのホロスコープから読み解いた佐藤健さんの魂は、

・非常に強い実行力がある。

・目に見えないもの・夢・願いをとても大切にする。

「人間関係を大切にする」「全体のバランスを見て行動する」「人と人をつなぎ合わせる」「公平公正に生きる」といったことを人生のおおまかな目的としている。

・そのおおまかな目的のなかで、更に「まず、自分でその才能をしっかり認識。そして、それらを駆使することで運命を切り開く」ことを目指している。

自分が中心となって、多くの人に目に見えないものの大切さを伝えるという役目があり、その才能がある。

・自分が中心となって、よりよい環境を構築していくという役目があり、その才能がある。

目に見えない物・夢を形にしていく役割・才能がある

困難はあるかもしれないが、それを乗り越える力がある

・また、物事を進めていくとき、多くのサポートが得られる。

という全体像・全体的な性質(魂のムード)を持っていらっしゃるのがわかりました。

ヘリオのホロスコープからだけでも、いろいろなことが読み解くことができますね。

次回は、ジオ占星術から、プログレスの新月なども使って、佐藤健さんのお人柄や事務所からの独立のことなど更に読み解いてみたいと思います。

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