思わず鳥肌が!2024年・米大統領選をプログレスの新月から見る

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宇宙の不思議な采配? 2024年大統領選挙

2024年8月6日現在、アメリカ大統領選はどうなるかわからない状況となってきました。

バイデンさんが大統領選に出ないと表明するまえは、トランプさんの方が選挙で勝つのではという見方が大きかったと思います。また、暗殺未遂事件で一気にトランプさんに対する注目も高まりました。が、バイデンさんが後継者として副大統領のカマラ・ハリスさんを指名してから、また風向きが変わってきました。それ以降、次々支持者を増やしているハリスさんです。

この大統領選での登場人物について、占星術的に見えてくることがあるのではないかと思い、トランプさんとハリスさん、そしてトランプさんが副大統領候補に指名した、バンスさんの3人のホロスコープを作ってみました。すると、不思議な宇宙の采配のようなものを感じ、思わず鳥肌が立ったのです。

思い返せば、2020年の大統領選挙のときも、バイデンさんとトランプさんのホロスコープのある部分に注目したとき、はっとさせられたのを思い出しました。

そのある部分とは、「プログレスの新月」です。

  *プログレスの新月についての詳しい記事はこちらをご覧ください。
   →https://hoshiyomi-hitoyomi.com/methods/225/

簡単に説明すると、プログレスの新月は約30年に一度巡ってくる、人生のテーマをあらわします
それが、どのサインの何度でおきたかで、サビアンシンボルを使って、そのテーマを読み解きます
このプログレスの新月がいつ起きるかは、その人その人で違います。最初のプログレスの新月が幼少期に起きる人もいれば、成人してから起きる人もいます。ただ、人生を約80年とすると、誰でも2回はプログレスの新月を経験するといえます。

もう少し詳しく説明すると、プログレスの新月から次のプログレスの新月の間の30年間というのは、『自分が意識するしないにかかわらず、あるテーマに向き合うような出来事が起き、それに取り組むことで大きく成長できる』期間なのです。

どのテーマが何なのかは、プログレスの新月が起きるサインと度数からわかるサビアンシンボルから読み取ることが出来ます。

このプログレスの新月の30年間を、私は8つの時期に分けています。その時期によって、どう人生のテーマに向き合う時期なのか、特徴があります。

  *それぞれの時期や特徴などは、こちらの記事に書いております。
     →https://hoshiyomi-hitoyomi.com/methods/384/

このプログレスの新月は、あまりメジャーな項目ではないのですが、私は鑑定では必ず取り入れています。というのは、今までの経験から、プログレスの新月は非常に重要な情報を教えてくれると感じているからです。

例えば、プログレスの新月が始まる前後には、大きな節目になる出来事が起きていたり、プログレスの新月のテーマをあらわすサビアンシンボルの文言が、ずばりその人にとって、文字通りの意味の情報や状況を示していたり…。。
  *サビアンシンボルは、サイキックの女性がインスピレーションから受けた言葉やフレーズです。
   サビアンシンボルの詳しい説明はこちらです。
   → https://hoshiyomi-hitoyomi.com/methods/209/   

2020年のアメリカ大統領選挙の候補者のプログレスの新月

さて、4年前の2020年も、アメリカでは大統領選挙のことが大きな話題になっていました。その時も興味を持ち、候補者のバイデンさんとトランプさんのホロスコープを作ってみました。

すると、驚いたのが、おふたりのプログレスの新月の時期でした。ほぼ一致したのです。

バイデンさん…1942年11月20日 8時30分、ペンシルバニア州生まれ。
  *現在のプログレスの新月期間 2019年5月~2048年10月  
  *現在のプログレスの新月のサインと度数 水瓶座15度
   *現在のプログレスの新月のサビアンシンボル 「机に座る偉大なビジネスマン」

トランプさん…1946年6月14日 10時54分、ニューヨーク州生まれ。
  *現在のプログレスの新月期間 2019年9月~2049年3月  
  *現在のプログレスの新月のサインと度数 乙女座3度
  *現在のプログレスの新月のサビアンシンボル 「白人の子供達と遊ぶ黒人の子」

生まれた年が誕生日が全然異なる、二人のプログレスの新月の期間がほぼ一致するのは、すごい偶然です。闘うべくして、闘うおふたりという気がしました。

おふたりとも、選挙の年の前年、2019年に新しいプログレスの新月が始まっていました。つまり、おふたりとも、それぞれ新しいテーマに向って歩き出したばかりそういう意味でも対等なふたりという気がしました。

そして、当時更にはっとしたのが、それぞれのサビアンシンボルが示す新しい人生のテーマでした。

バイデンさんは、「机に座る偉大なビジネスマン」。つまり、2019年からバイデンさんは「広い視野を持って、野心的に大きな計画を実行していく」のが、大きなテーマになりました。大統領戦に関して、大きな問題の感じられない人生のテーマ、いやむしろ、大統領選にふさわしいテーマだなあというのが第一印象。(もっともそのテーマを本当に実現できるかどうか、始まったばかりでわからない状況ではありましたが。)

一方、トランプさんは「白人の子供達と遊ぶ黒人の子」。つまり、2019年から、「人は皆平等であるということを示す」のが、トランプさんの大きなテーマになったのです。ただ、ここで強調したいのですが、トランプさんが差別主義者だと私は思っていません。ただ、自由奔放にお話しをされるトランプさんなので、誤解を受けやすいとは思っています。なので、このサビアンシンボルは、「差別主義者だと誤解されるような言動を控え、差別がなくなる社会が実現できるよう取り組む」ことを示していると感じています。

トランプさんがバイデンさんに負けた大きな理由の1つが、黒人の方の票が取れなかったからだと言われました。実際、2020年の大統領選挙では90%の黒人の方はバイデンさんに投票したと言われています。

…と、このようにプログレスの新月の示唆する内容って、本当に興味深いなあと感じさせられた2020年でした。

しかし、今回はさらにもっと驚くようなことが!

驚きの偶然あれこれ! 2024年 大統領選挙戦の候補者のプログレスの新月

さて、今回は2024年の大統領選候補者、トランプさんとハリスさん、そしてトランプさんが選んだ副大統領候補、バンスさんのホロスコープを作成したのですが、またしてもプログレスの新月で、びっくりするような偶然がありました!

まずは、ハリスさんとバンスさんのプログレスの新月の期間の一致です!

どちらも、プログレス新月の達成期!

ハリスさん…1964年10月20日 21時28分、カリフォルニア州生まれ。
  *現在のプログレスの新月期間 2008年9月~2038年7月  
  *現在のプログレスの新月のサインと度数 射手座11度
  *現在のプログレスの新月のサビアンシンボル 「明るみに出る未亡人の過去」

バンスさん…1984年8月2日 8時11分、オハイオ州生まれ。
  *現在のプログレスの新月期間 2008年11月~2038年3月  
  *現在のプログレスの新月のサインと度数 乙女座3度
  *現在のプログレスの新月のサビアンシンボル 「白人の子供達と遊ぶ黒人の子」

ハリスさんとバンスさは20歳違い。お誕生日も違います。なのに、おふたりとも16年前、2008年から新しいプログレスの新月に取り組み、今は達成期といわれる時期に入っているのです。すごい偶然です。

プログレスの新月の達成期には、これまでテーマに真摯に向き合って来た人には大きな成果がもたらされ、一方、取り組み方がうまくいかなかった人は大きな失望を味わうことに…。

成果と失望、おふたりが味わうのはどっちなのでしょうか?

おふたりのプログレスの新月の時期が重なるのを知った時、この選挙は、ハリスさんとバンスさんの闘いになる気もしました。人生のテーマに取り組む期間が全く同じということは、やはりそこに意味がある気がするのです。同じステージにたっている、そんな感覚です。

そして、それぞれのプログレスの新月のテーマですが、ハリスさんは「明るみに出る未亡人の過去」。「今までの常識を覆すような、真実を発見する」ことがテーマといえます。その真実とはなんなのでしょうか。また、政治家であれば、誰でも多かれ少なかれ、ひめておきたいことがあると思うのですが、そういう秘密が暴露されたときの対処の方法を学ぶということも、政治家として必要な知恵なのかもしれませんね。

そして、バンスさんのプログレスの新月のテーマが、なんと「白人の子供達と遊ぶ黒人の子」。そうです。トランプさんが2019年から取り組んでいる、プログレスのテーマと全く一緒なのです。これもまた凄い偶然ではないでしょうか。

トランプさんとバンスさんに共通するもの

トランプさんが、バンスさんを副大統領候補として選んだとき、私はバンスさんのお名前も知りませんでした。あとで、バンスさんがベストセラーの本を出されたとか、苦労して今の地位を築いた人だと知りました。ただ、バンスさんのホロスコープを作ったとき、なるほどと思ったのは、トランプさんとバンスさんのアングルと呼ばれる部分のサインが一致していたことでした。

アングルとは、出生時刻が分かれば出す事ができる重要なポイントです。アセンダント・ディセンダント・MC・ICという4つのポイントがあります。例えば、アセンダントは、その人が他の人からどういう人だと思われるか、外見や立ち居振る舞いを表し、MCはその人が人生の中で何を達成し、目指そうとするかを表します。

そのアングルのサインが一致する場合には、人生における様々な価値観が一致すると言ってよいでしょう。

トランプさんとバンスさんが、同じアングルを持っていると知ったとき、「ああ、なるほど。トランプさんはバンスさんと気が合うんだ」と納得しました。(実はトランプさんと安倍元首相も同じアングルを持っていました。それもあって、おふたりは気が合ったように思います。)

ところが、プログレスの新月をチェックしたところ、まさか「プログレスの新月のテーマ」まで一致しているなんて!!!

これはもう、びっくりでした。思わず鳥肌が立ちました。

プログレスの新月のテーマを示すサビアンシンボルは、360個あります。すご~く単純に計算すると、2人のプログレスの新月のテーマが、このテーマで同じになるのは、360×360分の1=12万9600分の1。やっぱり、すごいことです。(数学に弱いので、この計算方法で合っているか,自信がありません💦)

トランプさんがバンスさんを選んだことは、バンスさんのバックグラウンドがどうとか、気が合う合わないだけでなく、何となく運命だったように感じました。

早速バンスさんは、「子供を産まない女性云々」と以前問題発言をしたと、バッシングを受けています。また、トランプさんも、全米黒人記者協会のイベントに登壇し、このイベントで人種差別的な発言をしたと批判されています。

まさに、おふたりともプログレスの新月のテーマに取り組まなければいけない状況です。トランプさんとバンスさんはまさに運命共同体・・・。

ただ、バンスさんの発言は、そこの部分だけ切り取られたもので、当時民主党の環境問題に熱心なある政治家が、「子供を持つことは、環境に悪い。子供を持たないという選択肢も必要かも」というような発言をしたことについての批判だったとも言われています。(牛がゲップすると二酸化炭素が多量に放出されるという話が話題になった頃だそうです。)

また、全米黒人記者協会のイベントは私も見て確認しましたが、このイベントでのトランプさんの発言を、差別主義者だということには、違和感があります。

まずトランプさんは「ハリスさんも来ると言われたので、討論が出来ると思って来たのに、ハリスさんは来ていなかった」と話していました。そして、機材の調子が悪いとかで、30分待たされたそうです。しかし、イベントが開始すると、いきなりけんか腰な態度で、女性のジャーナリストが、トランプさんにいろいろ質問を始めました。

一方、トランプさんは激高など全くせず、淡々と受け答えしていました。問題とされる発言は、ジャーナリストが「あなたはカマラ・ハリス副大統領は黒人だから、大統領候補に選ばれたと思いますか?」と尋ねたときのものです。

トランプさんは「それは、わからない。以前、彼女はインド系だとずっと言ってきた。しかし、数年前、突然黒人だと言い出した。インド系でも黒人でもすばらしいが、彼女がどちらなのか、私にはわからない。だから、答えられない」といった内容を伝えたものです。

このとき、会場から笑い声があがっていました。なるほど…という雰囲気の笑い声に感じました。確かに、以前カマラさんがご自分を「インド系であり、南アジアの文化を受け継いでいる」とおっしゃっている映像は色々あります。

このトランプさんの発言が、特に差別的だとは感じられませんでした。

けれど、こういう、自分の発言が差別主義だと取られるということを、認識して、そう受け取られぬような言動をするように取り組むべきというのが、プログレスの新月が伝えていることなのではないでしょうか。トランプさんもバンスさんも。特に、おふたりとも自分の本質を表す1ハウスで、プログレスの新月が起きていますし。

ちなみにハリスさんのプログレスの新月は、奉仕を表す6ハウスで起きています。国民や市民に奉仕するのが政治家としたら、ハリスさんの場合、政治家としての領域でプログレスの新月が教えるテーマに取り組む…という風にも読めます。

さて、これからの3ヶ月間、トランプさん、カマラさん、バンスさん、そして民主党の副大統領候補の闘いはどのようになっていくのでしょうか。

民主党の副大統領候補が決まれば、またその方のホロスコープも作って、プログレスの新月を見てみたいと思います。

お読みくださり、ありがとうございました♪

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