鬼滅の刃:煉獄さんの最後の思いをホロスコープから読む。

「気になるあの方」を読む

死闘の日時判明!!!

鬼滅の刃、映画、観ました。涙、涙、涙でした。

気象予報士の森田正光さんが、なんと作中の月の形から、最後の煉獄さんと猗窩座(あかざ)の死闘がくりひろげられた日時を割り出してくださいました。

それによると、1916年11月19日の明け方。場所はわからなかったのですが、一応東京近辺として、明け方の時刻を調べたところ、6時21分ごろ。そして、それをもとに、その時のホロスコープを作りました。

亡くなるとは、魂の世界での誕生

亡くなるというのは、新たな魂としての誕生にほかなりません。なので、私は、お亡くなりになった方の魂の誕生の瞬間のホロスコープを読むことで、その方が、ご自分の人生をどうとらえて旅立たれたか、心にあった思いを読み解けると考えています。(弟が亡くなったときも、弟の思い、奥さんへのあふれる感謝がホロスコープから伝わってきました。そのことも、改めて記事に書きたいと思っています。)

いろいろ読み解けるのですが、今回は3つ、ドラゴンテイル・アセンダントの太陽と水星・MCの月に絞って煉獄さんのお気持ちを読み解こうと思います。

あの瞬間のホロスコープを読む

まずは、ドラゴンテイルから、何について悔いのない人生を送られたのかがわかります。。

 星読みのときに、ドラゴンポイントを読むことがよくあります。ドラゴンポイントとは、月の軌道が黄道と交わるポイントで、ドラゴンヘッドとテイルのふたつがあります。ヘッドとテイルは必ず正反対の位置にあります。なので、ホロスコープではヘッドの記載しかありません。
 ドラゴンポイントにはいくつかの解釈がありますが、わたしはドラゴンヘッドは、現世で取り組むべき事を示し、ドラゴンテイルは、前世で十分やりきったことというふうに考えています。(すごくざっくりした説明ですが(..;))
 なので、亡くなった方の場合、亡くなった時のホロスコープのドラゴンテイルから、生きていらしたときに十分やりつくした、思い残すことはないことについて読み解けるのです。

煉獄さんと猗窩座の死闘が終わり、夜明けの頃のホロスコープ。

1⃣ドラゴンテイル 
 煉獄さんのドラゴンテイルは、8ハウス、蟹座。8ハウスは、もともとは蠍座のハウス。他者との深いつながりを示すところです。他者から受け取るものもあらわします。そして蟹座は、大切な人、共同体を守る、守るべき人に愛を惜しみなく注ぐというサイン。つまり、煉獄さんは、自分の家族、鬼滅隊の仲間、そして人間に大いに愛情を注ぎ守りぬくことに十分力をつくし、一方家族、仲間からも大きな信頼を受けとっていたといえます。また、この8ハウス「伝える」双子座で始まっています。信頼のおける仲間に、なにかを伝えていくということも、ちゃんとやったぞ、という思いも感じられます。自分の技を後輩に伝えるということもそうでしょうし、最後、炭治郎に自分の父親の元をたずねるように伝えたこともそのひとつだったのではないでしょうか。

2⃣ASC(アセンダント)の水星と太陽
 ASCは、その瞬間、東の地平線と黄道が交わるポイント。とても重要なポイントです。普通は、アセンダントは、その人の外側から見た印象、その人の無意識の行動などをあらわします。
 このホロスコープではアセンダントは蠍座。ドラゴンテイルの8ハウスといい、煉獄さんは、人と深く関わり、生と死、激しい情熱の蠍座と強い縁のある人生をおくられてきたといえます。
 また、アセンダント近くに天体がある場合、ライジングスターといって、その人に大きな影響を与えます。水星は、知性・精神活動・コミュニケーション能力をしめし、太陽はまさに輝く自分自身の魂。亡くなられた瞬間も、魂キラキラ輝く太陽の炎のごとく熱を放ちながらも、どこか冷静でクールな知性も備えた存在として、魂の世界に行かれたのですね!

3⃣MCの月
 そして、これがとっても、ぐっときたところなのです。MCの月! 
 MCというのは、天頂であり、その人が目指すものをしめします。そして、月というのは女性をあらわすのです!お母さん、そう、お母さんです。煉獄さんが、ほめてもらいたかった、ずっと会いたかったお母さん。あの美しく厳しい、けれど、煉獄さんを思いながら亡くなったお母さん。あのお母さんが、まさに空のてっぺんにいらっしゃる。「杏寿郎よくやりました」という、あのシーンさながらに! この月を見て、また涙が出てきてしまいました。(本当に、よかった。大好きなお母さんに会えたんですね!みんなを守ってくださって、ありがとうございました。)そんなふうに感じてしまって・・・。

まとめると、「煉獄さんは、大切な人、仲間、人間を、鬼という人間の命を奪うものから守るために全力をつくしたという思い。後悔はない。そして、誰にも何にも恥じることもなく太陽のごとく、どうどうとあちらの世界に渡った。冷静に、残った仲間があとはしっかりやってくれるという判断もしながら。そしえ、大好きなお母さんが、空で待っていてくれた。空のてっぺんで、大きく手を広げながら・・・」

こんなことが、ホロスコープから読めました。このMCのお月様を、どうぞ、ゆっくりながめてみてくださいね☆

読んでくださりありがとうございました♪

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