映画やドラマにひっぱりだこの横浜流星さん。人気もうなぎ登りですね。我が家の高校生の娘も流星さんの大ファンです。若い素敵な役者さんの活躍がめだつ今日この頃ですが、その中でもこれからがとても楽しみな役者さんのひとりです。
さて、小学6年生のとき、原宿でスカウトされたことがきっかけで芸能界入りした横浜流星さんですが、ホロスコープからどんなことが読み解けるでしょうか。
今回は次の5つのポイントを使って、流星さんの資質や魂の求めるもの、そして人生の目的やおおまかな人生の流れ、今、流星さんがどんな人生のテーマに取り組んでいらっしゃるのかなど、ざっと読んでみました。
- ①性格や資質をあらわす各種区分読み（ジオ）、
- ②魂の欲求をあらわす太陽（ジオ）のサビアンシンボル、
- ③人生の使命や目的をあらわす地球（ヘリオ）のサビアンシンボル、
- ④現実社会での課題や最終的な着地点を表わす土星（ジオ）のサビアンシンボル、
- ⑤現在の人生のテーマ、これからの人生のテーマをあらわすプログレスの新月（ジオ）
- ＊サビアンシンボルについての説明はこちら→https://hoshiyomi-hitoyomi.com/methods/209/
- ＊プログレスの新月についての説明はこちら→https://hoshiyomi-hitoyomi.com/methods/225/
- ＊ヘリオ占星術・ジオ占星術についての説明はこちら→https://hoshiyomi-hitoyomi.com/methods/176/
①性格や資質をあらわす各種区分読み（ジオ）
《4区分：エネルギーの形》
＊流星さんは、積極的に外に向かっていく火のエネルギーと、コツコツ地道に努力をする地のエネルギーが同じくらい、とても強力です。
一方、横にひろがっていく風のエネルギーは火や地の半分ほど。
そして、人の心に共感しやすい水のエネルギーはゼロ。
＊火と地のエネルギーが強いことから、流星さんは自分の思いを表現したいという気持ちが強く、その為に努力しきちんと形に残すことができる方ということがわかります。実際、流星さんは極真空手で、中学3年生の時に世界大会で優勝されています。強くなりたいという思いを、地道な努力を続け、大会で優勝という形に残されたわけです。燃え上がる火とコツコツ持続する地のエネルギーが共に高く、目標に向かっての集中力はすごいものがあるといえます。
＊また、4区分からは、職業的な適性も読むことができます。
火のエネルギーが強い場合は、企画やアイディア・情熱が重要になる分野、地が強い場合は、自分の感性をいかす分野に適性があるといえます。なので、火と地のエネルギーが強い流星さんが、情熱が必要な芸能界で、自分の感性や感覚を通じて演技をする「役者」という職業についていらっしゃるのはまさにぴったりだと言えます。
＊また、流星さんは水のエネルギーがゼロです。なので、どんなときも感情に流されずに冷静な判断ができる方といえます。また、役者として演技で感情をあらわすのが上手でも、プライベートでは、ご自身の感情を表に出すのはちょっと苦手でいらっしゃるのかもしれませんね。
《3区分:エネルギーの動き》
＊流星さんの星は、活動宮・固定宮・柔軟宮、それぞれにほぼバランスよく配置されています。
なので、新しく何かを作り上げること、今あるものをもっと発展させていくこと、状況や必要に応じてうまく対応していくこと・・・いずれも自然に気負うことなくできるタイプといえます。
《自分ベース・他人ベース》
火と地を合わせた自分ベースのエネルギーが、風と水をあわせた他人ベースのエネルギーより圧倒的に強い流星さん。
自分の意思を強く持ち、自分の理想の実現や信念を貫くことを目指す方です。
次は、流星さんの魂の求めるものを太陽から見てみましょう。
②魂の欲求をあらわす太陽（ジオ）
＊流星さんの太陽は乙女座の23度。
対応するサビアンシンボルは、「メリーさんと彼女の白い羊」。
これは、「純粋無垢な子どもの目で世の中を見る」「子どものように純粋にものごとを楽しむ」という意味があります。
このサビアンを太陽に持つ流星さんの、魂の欲求はずばり「全てを純粋に楽しむ」こととなります。空手に取り組んでいるときも、演技に取り組んでいるときも、とにかく楽しみたい・・・という強い気持ちがおありなのだと思います。そして、楽しんで取り組んでいらっしゃるからこそ、途中で困難なことがおきても、それすら楽しんでしまおうと思える強さがおありになる気がします。
次は、流星さんの人生の目的や使命を、地球から読み解いてみましょう。
③人生の使命や目的をあらわす地球（ヘリオ）
＊流星さんの地球は、魚座23度。対応するサビアンは、「人の住んでいる島」。
これは、「自分が持つ才能や資質を使って、居心地のよい環境を作り上げていく」という意味です。そして、それが流星さんの使命。
次は、流星さんの人生の着地点を土星から見てみます。
④現実社会での課題や最終的な着地点を表わす土星（ジオ）
＊土星はその人の苦手意識のある面（人生の課題）と、同時にその人の最終的な着地点をあらわします。
＊流星さんの土星は牡羊座にあります。牡羊座は何事にも果敢にチャレンジしていく性質があります。が、牡羊座に土星があると、「チャレンジすることにためらい」が生まれたり、逆に「たえず何かにチャレンジしなくてはいけない」というふうに思ったりすることがあります。
流星さんの場合、一途に物事に集中する方（4区分の火と地のエネルギーが高いので）なので、「たえず新しいことに挑戦し続けなければいけない。そうでないと自分に価値はない」という思いが強いような気がします。けれど、これは自分の思い込みに過ぎないので、時には立ち止まってみても全然大丈夫ということを体感していただけるといいですね。
＊そして流星さんの土星のサビアン（牡羊座4度）は、「羽のある三角」。三角形というのは創造性を意味します。そしてその三角形の中にあるのは自分です。それに羽が生えているというのは、「自分の中の創造性が大きくはばたき、自由な世界までとんでいける」ということです。
流星さんの人生の概観
以上をまとめると、流星さんの人生は「純粋に楽しみながら目の前のことに取り組むこと（太陽があらわす魂の欲求）」で、「自分の才能や能力を輝かせ活かすことができ、自分や周りの人にも快適な環境を構築する（地球があらわす人生の目的・使命）ことが可能となる。
そして、最終的には、「自分の中の創造性を大きくはばたかせ、精神的にも満足のいく高見まで到達できる（土星のあらわす最終着地点）」と読めます。
⑤現在の人生のテーマ、これからの人生のテーマをあらわすプログレスの新月（ジオ）
＊次は、プログレスの新月で、流星さんが現在どんな人生のテーマに取り組んでいらっしゃるのか、見てみましょう。
＊現在のプログレス新月
流星さんの現在のプログレスの新月は、乙女座の20度。期間は、おうまれになったときから2023年3月まで。
乙女座20度に対応するサビアンは、「少女のバスケットボールチーム」。少女達が純粋にバスケットボールを楽しみ、心をひとつにして取り組んでいるイメージ。
つまり、現在のプログレスの新月が示す人生のテーマは、「目標を定め、楽しみながら周囲の人と力を合わせ心を合わせ、ゴールに向かって努力する」です。
まさに、「純粋に物事を楽しむ」という流星さんの魂の欲求（太陽のサビアン）とも通じる人生のテーマです。
しかし、このテーマもあと2年。2年後には新しいプログレスの新月を迎えられます。今は、新月のプログレスの8つの段階の8番目、最終段階の移行期。
この時期は、今までのことを振り返り、今後自分はどうやって生きていくべきかなど、心が揺れる時期。なので、もしかしたらこれからしばらくは仕事の方向性などを模索される時期になるかもしれませんね。
そして、2023年に訪れる次のプログレスの新月が、流星さんの転機をもたらすことになりそうです。
＊次のプログレスの新月
次のプログレスの新月は、天秤座19度で起きます（2023年から2052年まで）。対応するサビアンは「ユダヤ人のラビ」。これは、「智恵と伝統を大切にし、周りの人に尽くすことで、全てがよい方向にかわっていく」という意味です。
今までは、若手として自分が、周囲からサポートを得る立場だった流星さん。2年後からは、ご自分が自分の経験や知識を使って、積極的に周りの人をサポートする立場に変わっていく、またそれによって、ご自分の仕事の幅も人間としてのスケールもより一層大きくなる・・・・といえます。
ただ、最初はそのテーマに向かって手探りの状態が続くかもしれません。が、こつこつ目標に向かって努力を続けることができ（地の要素が強い）、誰が何と言おうと自分の信念を貫くことができる（自分ベースが強い）流星さんなら、新しい目標にむかってしっかり歩んでいかれることでしょう。
まとめ
自分を表現すること、目的にむかって努力を続けることが得意な流星さん。
自分の意思を強く持ち、自分の理想の実現や信念を貫くことを目指されています。
そして幼いときから周囲の人と協力し、楽しみながら何かに打ち込むということが、人生のテーマであり、魂の求めるものでもありました。
そのテーマをたどりながら、「自分が持つ才能や資質を使って、自分自身にとっても他の人にとっても居心地のよい環境を作り上げていく」という人生の目的を達成されていくことでしょう。
そして、最終的には、「自分の創造性を思い切りはばたかせた人生」を楽しまれる・・・。
そんな流星さんの、今後のご活躍がいっそう楽しみです！
